派遣社員の具体的待遇(給料・残業代・ボーナス・交通費・有給)について

近年、自分にあった時間で効率的に働ける「派遣」という働き方が多くの人に選ばれており、興味を持っている人も多くいると思います。そこで今回は派遣社員における給料や残業代、ボーナス、交通費、有給など具体的な待遇面についてご紹介したいと思います。

派遣社員は時給制

まず大前提として派遣社員は正社員とは異なり、時給制で給料が決まります。そのため、働いた分だけ給料がもらえる点や自分のペースで仕事ができる点がメリットとして挙げられるでしょう。ジョブズリサーチセンターが、2016年12月に行った「派遣スタッフ募集時平均時給調査」によると派遣社員の具体的な時給は以下の通りです。
1)オフィスワーク系(OA事務/通訳/財務・会計/秘書)・・・・・・平均1487円
2)営業・販売・サービス系(営業/販売/接客)・・・・・・・・・・・平均1436円
3)IT・技術系(SE/プログラマー/ネットワークエンジニア)・・・・・平均2004円
4)クリエイティブ系(デザイナー/Web関連/編集・校正)・・・・・・平均1683円
5)医療介護・教育系(医療事務/介護/看護師/インストラクター)・・・平均1414円
全体平均が1598円なのを考えると平均時給が約1000円のアルバイトよりもかなり高待遇だといえるでしょう。

派遣社員の残業代について

では派遣社員の残業代についてはどんな規定になっているのでしょうか?
派遣社員であっても正社員同様、規定されている労働時間を過ぎてからの勤労に対しては時給の1.25倍に相当する残業代が支給されます。
一般的に8時間労働を過ぎてからが残業時間にあたりますが、会社によって規定が違うので契約時にしっかり確認しておきましょう。
そのほかにも休日労働は1.25倍。深夜23時以降の深夜労働は1.35倍にあたる手当てが支給されるため、待遇面は充実しているといえるでしょう。

派遣社員の交通費やボーナスについて

結論から言うと、残念ながら派遣社員には交通費やボーナスはほぼ支給されません。
交通費に関しては派遣先や派遣会社との交渉次第でもらえるようになった派遣スタッフもいますので、契約時に尋ねてみるといいでしょう。
交通費やボーナスなど待遇面でみるとデメリットに感じる人も多いと思いますが、自分にあった環境・頻度で仕事ができているぶん我慢している人も多いみたいです。

派遣社員の有給休暇について

派遣における有給は国から労働基準法で保障されています。しかし、申請する際には以下の条件を満たしていなければいけません。
1)同じ派遣元で6ヶ月間継続して勤務していること
2)全労働日の8割以上(週5.6日以上の出勤)の日数で出勤していること
以上の2点を満たし、約6カ月勤務することで10日間の有給休暇を取得することができます